2024年7月3日から8月25日にかけて、サウジアラビア・リヤドで史上最大規模のeスポーツイベント「eスポーツワールドカップ」が開催されました。
この大会は、eスポーツワールドカップ財団によって設立され、グローバルなeスポーツ競技の標準化と普及を目指したものです。初の試みでありながら、世界中から多くのプロゲーマーやチームが集結し、様々なゲームタイトルで白熱した戦いが繰り広げられました。
19の人気タイトルと総額6000万ドルの賞金
ストリートファイター6やEA Sports FC 24を含む19の人気ゲームタイトルが採用され、総額6000万ドル（約87.6億円）の賞金が争奪されました。世界トップレベルのプレイが続出し、ストリートファイター6部門では優勝者が30万ドルを獲得するなど、数々の華々しい記録が誕生しました。
総合ランキングでは、Team Falconsが1位に輝き、賞金700万ドルを獲得。また、日本から参戦したZETA DIVISIONは見事15位に入賞し、15万ドルを獲得する快挙を成し遂げました。
2025年、さらなるスケールアップが予定
2025年夏、再びサウジアラビア・リヤドでeスポーツの祭典が幕を開けます。2024年大会の成功を受け、次回大会はさらなる規模の拡大が予告されています。
2025年6月から8月にかけて開催予定の大会では、総予算が驚異の30億ドル、賞金総額も1億ドルを超える見込みです。主催はサウジアラビア政府が主導するSavvy Games Groupで、eスポーツファンから大きな期待が寄せられています。
