卓球がVRで進化!ITTF世界eスポーツチャンピオンシップのチャンピオンが決定!

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卓球とeスポーツが融合する時代が到来!

海外のeスポーツニュースをチェックしていたら、面白い大会が開催されていたので紹介します。
それは国際卓球連盟(ITTF)が新たに開催した「ITTF世界eスポーツチャンピオンシップ」です。
この大会は、卓球の魅力をeスポーツを通じて新たな形で発信する、まさに未来を感じる取り組みです。


卓球がVRゲームに?ITTFの新たな挑戦!

主催: 国際卓球連盟(ITTF)
初開催: 2024年
目的: 卓球をデジタルの世界に広げ、従来のスポーツとeスポーツを融合させること。

大会では、VR卓球ゲーム**「Eleven Table Tennis」**が公式タイトルとして採用されました。
予選はオンラインで行われ、世界中のプレイヤーが気軽に参加可能。決勝戦はスウェーデンのヘルシンボリで行われ、フランスのアントニン・ランドロー選手が初代チャンピオンに輝きました。

さらに、同時開催されたeスポーツサミットでは、業界の最前線で活躍するプロたちが集まり、新たなアイデアやイノベーションを共有しました。

プロモーション動画

決勝の動画


Eleven Table Tennis ? 現実みたいなVR卓球

この大会で使われた**「Eleven Table Tennis」**は、VR卓球ゲームの中でも特にリアリティの高いタイトルとして注目されています。

ゲームの特徴

  • 本物みたいな打球感: VR空間で卓球のリアルな動きを再現!
  • 練習も充実: AI相手や壁打ちモードで腕を磨ける。
  • カスタマイズも楽しい: ラケットやアバターを自分好みに設定。
  • 友達と対戦も可能: オンラインで世界中のプレイヤーと競える!

卓球の経験者はもちろん、初心者でも楽しめる設計が魅力です。一方で、スピンやサーブの操作感に若干の改良が求められる点もあるようですが、それでも十分に没入感のある体験ができます。


eスポーツからプロスポーツ選手になる時代!?

この大会はただのイベントではありません。eスポーツが新しいスポーツ選手の育成につながる可能性を示しています。
例えば、カーレースの世界ではゲーマーからプロドライバーになる事例が出ています。
卓球でも、VRゲームからリアルなプロ選手になる未来は、十分にあり得る話で、さらに他のスポーツでも同じようなことが展開される可能性もあり得るのではないでしょうか?

地方でも夢を目指せる?

特に、少子化で部活動ができない地域や、周りに卓球の練習相手がいない環境でも、こうしたVR技術を用いることで、スキルを磨くことが可能になります。
オンラインを通じて世界中のプレイヤーと競い合い、自分の実力を試せるのは、まさにデジタル時代ならではのチャンスが広がりそうですね。

1977年のファミコン世代。1995年からインターネットに触れて以来IT界隈の端っこに生息し、常に新しい事を追いかけ挑戦する日々。
最近は10代、20代の若者と交流し、彼らから多くのことを学んでいます。
Valoなどのオンラインゲームもプレイ。仕事もゲームも全力で楽しむ、毎日が刺激的!
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MIECみちのくeスポーツサークル代表
(一社)仙台eスポーツ協会事務局 兼 気仙沼支部長
聖和学園短大「ソーシャルeスポーツ」非常勤講師
総合学園ヒューマンアカデミー仙台校e-Sportsカレッジ担任講師

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